プログラムについて

grandA'stage ~PepABeat~ プログラムについて

 

grandA’stage・PepABeatでは、「楽しく!」を一番に運動を行います。

★リズムトレーニング

★バルシューレ

 

2つのプログラムを中心にコーディネーション能力を楽しく伸ばすことを目標にしています。
(LEGOエデュケーションもあります!!)

 

コーディネーション能力について&各トレーニングについての詳しい説明は下記をご覧ください!

                  

 

◉コーディネーショントレーニングについて

 

 

運動神経・リズム感は遺伝ではなく環境です!!

 


運動神経、脳神経系のメカニズム↓↓

 

 

「自分の身体を思い通りに動かせる・力の調節が上手に出来る」つまり「目や耳などの感覚器から入ってきた情報を脳が上手に処理して、身体の各部に的確に司令をだす神経回路が発達している」ということです。

身体の各部に的確指令を出す能力、動作をコーディネートする能力をコーディネーション能力と言います。


 

◉ コーディネーション能力とは?

コーディネーション能力は以下の7つの能力に分けてとらえられています。

7つの能力は個々に独立した能力ではありません、複数の能力が関連しています。適切なトレーニングで各能力をバンランス良く高めることが大切です!

 


 

◉ コーディネーション能力が伸びる年齢

コーディネーショントレーニングを行う最適な年齢があります。

上記の表にもある通り、人間の神経系は4歳ごろから急激に発達し、5歳で成人の80%・12歳でほぼ100%に達します。
つまり、神経系が発達する5歳〜12歳までの間(特に8歳まで)に多種多様な動きを経験すればするほど神経系が刺激され、コーディネーション能力が伸びると言われています。

★プレゴールデンエイジ(5〜8歳)…6〜7歳ごろに大人と似たような動作が出来るようになってきます、この時期は運動遊び等を通じて楽しさを感じながら様々な運動を経験することが大切です。

★ゴールデンエイジ(9歳〜12歳)…この時期は自由な環境でのプレーや多様な条件下での運動は、創造的な思考や器用な身のこなしを育てます。低学年の年代では細かく教えられることよりも、失敗は気にせずたくさん経験することが大切です。

*子どもの成長には個人差があります。月齢によって体力・運動能力に差が生じます、同じ月齢でも成長速度に違いがあり、早熟と晩熟の子どもでは最大1〜2年の差がある事を理解しておく必要があります。

 


 

◉ コーディネーショントレーニングって何をするの?

コーディネーショントレーニングといっても特別なトレーニングではありません。「遊び」がトレーニングになります、大切なのは子ども達が自発的に取り組むことです。昔に比べると外で遊ぶ時間も短くなってきている現代の子ども達、大人が意識して環境(機会)を作ってあげないといけない時代なのかもしれません。                                

 ★PepABeatでは、「リズムトレーニング」と「バルシューレ」にコーディネーショントレーニングを取り入れてプログラムを作成しています。

 


 

◉ 運動神経は遺伝する?

よく「運動神経は遺伝する」と思われますが、これは間違いです。

運動神経が悪いのではなく「運動の環境(経験)が少ない」ということ、ですからたくさん身体を動かす経験を与え、環境を整えてあげれば自然と運動神経(コーディネーション能力)が育まれて行きます。

 


 

◉ コーディネーショントレーニングの効果

★様々な動きの習得速度が上がる
コーディネーショントレーニングで色々な動きを組み合わせたトレーニングを行い7つの能力を伸ばすことで、将来様々なスポーツの「型」や「フォーム」を無理なく短期間に身につけることができます。

★スキルの固定化やステレオタイプ化の予防につながる
コーディネーショントレーニングでは、同じ動きを繰り返し行うのではなく、常に変化を持たせて行うのでトレーニングを行ううちに、自然と応用力が身につき新しい発想が生まれやすくなります。

★情緒面(メンタル)の安定や改善、認知機能やコミュニケーション能力、集団参加や自己抑制などの社会性生活能力の向上につながる
コーディネーショントレーニングは単純運動に比べ、小脳などの脳の働きえをより活性化させます。また、運動により協調性やコミュニケーション能力も伸ばすことが出来ます。

 

出来ないこと・苦手なことを無理なく出来るようにする

 


 

◉ コーディネーショントレーニングを行うポイント

コーディネーショントレーニングは同じ動きを何度も反復するのではなく、短時間で色々なバリエーションを取り入れることが大切です。
ポイントは5つ↓

①変化(バリエーション)…・一つの運動が出来たら少しずつ難易度を上げる
                 ・条件に変化を与える(ボールの種類を変える等)

②短時間…完璧に出来るまで行わない、集中出来るように短時間で行う。

③両側性…前後左右上下、右手でできたら次は左手で等。

④差異化…非日常的な空間を作り出す。

⑤複合…7つの能力を組み合わせる、足の運動に手の運動を加える等。

 


 

★まとめ

コーディネーショントレーニングは、コーディネーシ能力を育むのに最適なトレーニングです。しかしどんな良いトレーニングでも、大人が無理矢理やらせてしまっても意味がありません。大切なのは子どもが自発的に楽しく取り組むことです。自発的に取り組むことによって、運動への興味や関心が高まります。

 

 


 

◉リズムトレーニング

日本はラジオ体操や行進といった4拍子のリズムが文化となっています、それに比べ世界では、ヒップホップやサンバなどの8拍子や16拍子といった様々なビートがあり、リズムの感度も日本人に比べ高いと言われています。
リズム感が悪いと思われがちな日本人ですが、リズム感は遺伝ではなく育った環境にあります。

 

◉リズム感を楽しみながら伸ばすには?

 

 

リズムトレーニング!

★ 一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会STAR が考案

★ スポーツを専門的に始める前に、すべての子どもが運動の基本である「リズム感」を高め、スムーズに専門種目へ移行できることを目指した全く新しい次世代のトレーンングです。

★ 現在、全国の教育機関(保育園・幼稚園・小中学校・高校・大学)やプロアスリートチーム、医療現場等、様々な場面で取り入れられています。

 

 

リズムトレーニングは

運動=形✖️リズム


で構成されており、運動や動作は形とリズムがかけ合わさって成り立っています。

 

◉リズムトレーニングの目的

①頭の中のリズムを細かくすることで身体の動きを精密かつ滑らかにする。

②動きにリズムがあることで、一連の動作に速い部分と遅い部分が生じメリハリが生まれる。

③メリハリにより筋肉の収縮・弛緩のタイミングもスムーズになる。

リズムの感度を上げる」「筋肉の収縮・弛緩のタイミングを学習する」ことを目的としています。

 

◉リズムトレーニングの効果

 

リズムトレーニングには脳を活性化させる効果があります。

★幼児は楽しいことが起こると飛び跳ねて喜びます、脳は行動と感情をセットで記憶するので、「嬉しい」という感情と「ジャンプ」という行動はセットで記憶されています。


「音楽」と「ジャンプ」が「楽しい」という感情を呼び起こす!


★有酸素運動は脳自体を発達させ、脳を良い状態にさせる。

①運動することでセロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンといったホルモンが大量に分泌される。

②セロトニンはリズミカルな運動を行うと良く分泌される、セロトニンには脳を平穏な状態に保つ働きがある。

③運動をしながら脳を使う(デュアルタスク)と、脳の活動が高まる。

 

★音楽を聴きながら動作を制御したり、複数の動作を覚える。

①脳の活動量がかなり多くなる。

②脳が落ち着き、集中力が増す。

 

リズムトレーニングで「リズム感」を高めると…

フィジカル(身体要素)と形が上手く繋がり、ベストな力を発揮出来る・パフォーマンスの向上・ケガや感染の予防にも繋がります。

 

 

grandA’stageでは、一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会STAR
認定インストラクターが指導にあたります。

 

リズムを変える、すべてが変わる』

 


 

◉バルシューレ

 

バルシューレは、ドイツで生まれたボール遊び教室です。
運動が苦手・これから運動を始める子のスポーツの入り口とされています。
多様なボールゲームを通じ、様々な身体の動きを体験することで基礎運動能力・自発性・社会性・創造性を楽しみながら養うことができます。

 

 

◉バルシューレトレーニングの特徴

 

  • ボール運動を中心とした多種多様なプログラムがある

★バルシューレトレーニングでは、ボールやさまざまな道具を使うことで、運動の幅が限りなく広がります。子どもたちは道具を自在に扱えるようになる過程で、自分の身体の動かし方を学んでいきます。

 

  • コーディネーション能力・創造性・コミュニケーション能力を育む

★脳や神経、身体が成長し発達していく乳幼児期(プレゴールデンエイジ)から9歳〜12歳(ゴールデンエイジ)の間に、バルシューレトレーニングによって身体のさまざまな動きに刺激されて神経が発達すると同時に、自分の身体の正しい動かし方・使い方を覚えていき、コーディネーション能力の向上につながります。

★バルシューレトレーニングは「遊び」が主軸となったトレーニングです。遊びの中にある学びを体験し、自由なプレーを促すことで、子どもたちが自ら新しいアイデアを創り、創造性が育まれます。

★既存のボールゲームではない遊びを、子どもたち自身で工夫しながらプレイ形式で遊ぶ中で、コミュニケーションを取ることを覚えていきます。自分のアイデアを相手に伝える言葉を使ったコミュニケーションだけではなく、運動の中で非言語的コミュニケーションでやり取りも学んでいきます。また、自分とは違う考え方を聞き理解して受け入れたり、自分の考えをきちんと伝えることで、多様性を受け入れる力や柔軟な考え方、人の話を聞く忍耐力も養います。

 

  • さまざまな体の動きを体験し、全身のトータルな基礎運動能力向上につながる。

★ボールを投げる、蹴る、受け止める、避ける、打つといった、色々な身体の使い方を経験することができます。また、ボールで行う運動をスカーフや風船など、ボールとは全く違う動きをする道具と置き換えることにより、予測し難い動きへの反応する力や瞬時に身体を切り替える力も伸ばしていきます。

 

 

◉バルシューレトレーニングの目的

 

「自由なプレー・プレー志向」でトレーニングを行うことにより、自己肯定感の向上につなげる。

バルシューレトレーニングは子ども一人一人の成長に合わせてトレーニングを行います。これまで運動が好きでなかった子や、運動に苦手意識がある子に対して、出来たことを積極的に褒め成長を認めます。子どもたちの考えを否定せずに受け止めることで、自信を持って動き、自分の意見やアイデアをみんなに伝えたる自己発信力もついてきます。

褒められたり、成功体験を積み重ねるとこにより「もっとやりたい!」「もっとできるようになりたい!」という気持ちが生まれ、自分で自分を認め自信が持てるようになり自己肯定感が芽生えてきます。

 

潜在能力を育み、自主的精神の向上に繋げる。

バルシューレトレーニングは遊びが主軸、子どもたちが夢中になって楽しみながら運動を行うことで、無意識のうちに基本となる技能や技術を身につける「潜在的学習」が可能となります。

*「潜在的学習」とは、本人が学習していると意識を持つことなく、付随的に知識や経験・能力を身につけることです。

 

 

 

★PepABeatでは、楽しさを感じる運動プログラムであるかを重視し、達成感や楽しさ、夢中になって課題に没頭できるプログラムを行います!

 

 


 

◉プログラミング学習

 

◉プログラミング学習とは?

 

2020年より小学校でプログラミング教育が必修化されました。プログラミング=パソコンスキルと思われますが、プログラミング教育の目的は「プログラミング的思考」を身につけることです。

プログラミングをするには「何がしたいか?」「その為にはどうすればいいか?」を考える必要があります。それがプログラミング的思考です。

 

◉プログラミング的思考とは

 

・ある目的を達成するために、物事を順序立てて論理的に考えて結果を出していく力。

・多すぎる情報の中から、必要なもの必要でないものを見極める力。

・問題点がどこにあるのかを明らかにし、解決の手順を示す力。

 

★プログラミング的思考は特別なものではありませんが、これからの時代は特に必要なスキルになります。


★正しい判断力を持つために、学校で習う決まった問題を素早く解く力ではなく、知らない問題がでた時に論理的に考え答えを出す力(プログラミング的思考)を育てる必要があります。

 

PepABeatでは、LEGOエデュケーション LEGO WeDo2,0 を用いて楽しくプログラミング学習を行います。

 

▼ レゴ® WeDo 2.0

 

レゴ® ブロックを組み立て動かすことで、子どもたちが楽しく簡単にプログラミングとものづくりができる、小学生向けのサイエンス&プログラミング教材です。

 

LEGO WeDo2.0にはさまざまなプロジェクトがあります。基本操作を覚えたら自由にカスタマイズも可能なので、既存のプロジェクトだけではなくオリジナルのプログラムを考えることにより創造性が育まれます。

 

① 入門プロジェクト 入門プロジェクトは、WeDo 2.0の基本的な機構を学ぶ4部構成のコンテンツです。プロジェクトの流れに添ってスムーズに学習が進められるように企画されています。

 

② 基礎プロジェクト 基礎プロジェクトは、子どもたちの学習への自信を高め、学習目標を達成するための基礎を築くことが狙いです。すべての基礎プロジェクトは、「調べる」「組み立てる」「発表する」の順に進行し、子どもたちの理解がステップごとに確実に深まるようデザインされています。8本のプロジェクト課題は小学生に身近な理科がテーマとなっています。

 

③ 発展プロジェクト 発展プロジェクトの活用の鍵は「オリジナリティ」です。8本のプロジェクトがあり、基礎プロジェクト同様 「調べる」「組み立てる」「発表する」という3つのステージで進行しますが、ステップごとの解説が意図的に省かれています。子どもたちが想像力を発揮し、独自のアイデアをつくりだせるカリキュラムとなっています。

 

 

PepABeatのプログラミング学習は

 

・楽しめる内容かどうか…楽しみながら学習をすることで、達成感を通して「もっと上達したい!」という意欲は湧きます。

・苦手意識を持たせない…思うように行かなくても苦手意識を持たせないように遊びの観点を大事にします。「やらせている」と思わせるのではなく楽しんだ先に学びがある「自分のアイデアを形にする」をサポートします。

・大人も一緒に学ぶ姿勢を持つ…子どもたちの柔軟な発想やアイデアは大人にはないステキなものです。決して否定せず一緒に学ぶ姿勢、大人も教えてもらう姿勢を心がけています。  

この3点を大切にしてプログラムを行います!